成長中（漠然と仕事の話）

 少しだけ仕事の話

私はとある精神科の病院で認知症病棟の看護師をしています

この病棟に限らず、最近ではどの病棟でも患者さんの高齢化が進んでいますが

とくにここは高齢化率が高い

中等度から重度の認知症の方も多いため、そこに至るまでに年齢を重ねていますから

当然ですね

それから

精神科に認知症の急性期で入院される方で

薬物調整や環境の調整で症状が落ち着いた患者さんというのは

たいてい元の自宅や施設に帰っていきます

様々な事情や理由（詳細割愛）により転院や退院の調整がつかない方が認知症病棟に転棟されることがとても多い

退院の目処がつかずに終の棲家になられる方がざらです

あと、精神科に以前からご縁があっての、看取り前提とか

言ってみれば、この病院の中で一番「死」の色が濃い場所であります

幼少期の記憶に引っ張られ

いつまで経っても「死」に対して

異様に執着をしている自分だからか（いや、あんまり意識したくない理由ですが）

気がついたらまたこうした現場に舞い戻ってきています

前の職場はターミナルの方も受け入れている地域病院だったので

かなりの割合で最期に関わらせていただくことがありました

とても疲弊したし、それが理由で離職したはずなんですが…

なんなら

患者さんと患者さんの家族のために

あーでもないこーでもないと考えながら仕事している今が一番楽しい

と、感じていますからね

不思議なもんです

自分の心境の変化に思考を巡らせてみるのも面白いですね

お見送りの時の自分の感情に素直に気付けるようになったことも

大きな変化かも知れません（卵が先か鶏かの話かも）

やっていることは毎日小さなことの積み重ねでも

立ち止まって振り返れば大きな変化を得ていたり

以前と同じような場所に立っていたとしても見えるものが全く違っていたり

同じことを繰り返しているようでも１つとして同じものはないと気付いたり

自分の成長？

これらを日々の中で気付けている以上は

自分はこの仕事に飽きることは無いでしょうね

皆様の仕事へのモチベーションは何でしょう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ぼちぼち仕事のことに関しても言語化できたら良いかな、くらいのレベルで

今回は初めて書き留めさせていただきました

読んだ人がどう感じるか考える余裕ないですね

徐々に独り言をレベルアップさせていきます